生きのびるためのお金の話

生きのびるためのお金の話

貧乏にならないためのお金の話です。

「貧乏も貧困もニャンとかなる!」の話。

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前回まで、お金でできる3つのこと「稼ぐ」「貯める(ふやす)」「使う」について考えてきました。

ikinobiru-okane.hatenablog.jp

最後に、貧乏 貧困 について考えてみます。

どちらも似ていますが、ズバリその違いは、読んで字のごとし、

「乏」「困」

にあります。

 

貧乏とはお金がないこと、貧困とは心が困ること。

貧乏と貧困は普段、同じように使っていたりしますが、本質的には違うもの だと思います。

なぜなら、お金がなくても貧困でない人、お金があっても貧困な人がいるからです。

そのことから、貧乏はただ、お金が乏しい、つまり、物理的にお金が不足している ことですが、貧困の場合は、精神的に心が困っている状態 と言えます。

そして、何よりも恐ろしいのは、貧困の方 だと自分は思います。

貧困の何が怖いかというと、貧困に取り憑かれると、人を妬んだり、恨んだりして意地悪になります。

意地悪になると周りから孤立し、最悪の場合、刃を自分か他人に向けることになり大変危険です。

 

お金と健康の悩みが9割。

心が困ってしまう原因は様々ですが、大きく分けて、お金と健康ではないでしょうか。

お金の悩みは、お金のことを知ること で、ある程度、解決することができます。

稼いで、貯めて、使ってのお金の流れ をつかむことで、必要以上にお金を 恐れたり、期待したりすることがなくなります。

「今はたまたまお金がないだけじゃん、お金があるだけじゃん」と冷静にお金と付き合えるのではないでしょうか。

これこそ、このブログが目指した「生きのびるためのお金の話」です。

つまり、

「問題が何だかわかると、恐怖はなくなる」

んです。

では、健康についてはどうすればいいかというと、

そう、

健康について知ればいいのです!

ということで、姉妹ブログとして、

生きのびるための健康の話

も書いております(笑)

お金の話も、健康の話も、どちらも「 貧困をなくしたい! 」という想いがあります。

ぜひ、健康の話も読んでいただけると嬉しいです。

ではでは。

 

感謝

タワくん

 

お金の達人に1円の大切さを学ぶ。(斎藤一人さん編)

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「お金のことはお金持ちに聞こう!」ということで、前回、邱永漢さんをご紹介しました。

ikinobiru-okane.hatenablog.jp

今回は二人目の、斎藤一人さん をご紹介します。

 

斎藤一人さんとは?

斎藤一人さん(通称:ひとりさん)は「銀座まるかん」という健康食品や化粧品を扱っている会社の創業者で、かつてあった 長者番付(高額納税者番付*1で、1993年から10年連続で10以内を達成し、2003年には累計納税額日本一になった方 です。

しかも、ひとりさんの納税は すべて事業所得 からの納税であり、名実ともに日本一の納税者、日本一の商売人 と言える人です。

 

そのひとりさんの教えにも1円にまつわる話があるので、紹介します。

その教えとは、

 

一円玉が落ちていたら助けてあげるんだよ

 

です。

 

ひとりさんによれば、1円玉を助けてあげると、1円玉のお父さんが、

 

「子どもを助けてくれて、ありがとうございました」

 

とお礼をいいに来てくれるというんですね。

 

1円玉のお父さんは5円玉。5円玉のお父さんは10円玉。

そうやって、100円、500円、1000円、5000円、10000円と続き、

 

1円を助けてあげれば、一族が集まってお礼に来てくれるんだ

 

という、なんとも摩訶不思議な話です(笑)

実際お金を稼いでいる人が言うものですから、本当なのでしょうが(笑)、1円を大切にする という点は、前回、ご紹介した邱永漢さんと同じことを言っています。

自分としては、日本的なアニミズムの香り がして、とても好きな話です。

 

邱永漢さんも斎藤一人さんも、東洋の金持ち父さん ですね。

ロバート・キヨサキさんの金持ち父さんが、アングロサクソン型のマネーリテラシーならば、このお二人は東アジア型のマネーリテラシー だと言えるのではないでしょうか。

 

グローバル化グローバル化と競争を煽られ、あたかもアメリカ的なお金の価値観が正しいように思ってしまいそうですが、自分は「 日本人は日本人のやり方で商売をすればいい 」と思います。

 

以上、「お金持ちから学ぼう」のコーナーは終わりになります。

最後に、ひとりさんのおすすめの著書を紹介します。

いくつかある著書の中で、自分が一番好きな本になります。

 

『ツイてる!」(斎藤一人 2004年)

ツイてる! (角川oneテーマ21)

ツイてる! (角川oneテーマ21)

 

これまた「ツイてる!」というだけで、運がついてくるというお話です(笑)

ぜひ、ご覧になってみてください。 

*1:政府が数千万~数億円単位の高額納税者を公示する制度。「高額納税者番付」や「長者番付」とも言われる。日本では2005年度分から廃止

お金の達人に1円の大切さを学ぶ。(邱永漢さん編)

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お金のことはお金持ちに聞こう! 」ということで、特別編として二人のお金持ちを紹介しようと思います。

最初の一人は 邱永漢 さんです。

 

邱永漢さんとは?

邱永漢さん(通称:Qさん)はもう亡くなられていますが、「 お金儲けの神様 」と呼ばれた人です。

本職は作家さんなのですが、実業家としても成功し、お金に関する教えも数多く残してくれました。

 

そのQさんの教えの中で、お金持ちになる第一歩として

 

足元に落ちている1円を拾う

 

というのがあります。

自分もその教えを聞いたとき、「なんだか1円を拾うのは恥ずかしいな〜」と思いながらも、 神様の言っていることだから素直に聞こう と思い(笑)、とりあえず1年間やってみました。

やってみると、

 

お金はなかなか落ちていないし、しかも落ちているのは、ほとんど1円・・・。

 

また、あたり前のことですが、

 

1円を手に入れるのは大変。しかも、何もしなければ1円すら稼ぐことができない。

 

ということがわかりました。

 

そして、1年間やってみた結果、ある感覚が身に付いた ことがわかりました。

 

それは、

 

お金の最小単位は1円なんだという感覚です。

 

例えば、いままで100円と言われれば、100円玉を思い浮かべるところ、1円玉100枚 という感覚になったんです。

「1円を拾おう運動」の結果、お金の解像度が上がった んだと思いました。

この感覚は、節約する時はもちろんのこと、1円単位での株の値動きに敏感になりました。

1円を大切にしなさい 」というQさんの教えの意図していることは、きっとこれなんだ!と自分なりに理解しました。

きっと、人によって得られるものが違うと思いますが、ぜひ「1円を拾おう運動」をやってみることをおすすめします。

これ以外にも神様のありがたい教えがありますので、ぜひQさんの著書を読んでみてください。

最初に読むのにおすすめはこちらです。

 

『お金持ちになれる人』(邱永漢 2005年)

お金持ちになれる人 (ちくまプリマー新書)

お金持ちになれる人 (ちくまプリマー新書)

 

次回は、もう一人のお金持ちの達人のお話をします。

倹約は偉大な収入なり「節約術」の話。(変動費編)

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前回は変動固定費についてお話しました。

光熱費や食費などの毎月必ずかかるものは、クレジットカードで払うのがコツだと書きました。

ikinobiru-okane.hatenablog.jp

今回は変動費のお話をします。

変動費は「おこずかいから出しなさい」と言われるようなものになります。

娯楽費や交際費はここに該当します。

 

変動費の節約のポイントは2つあります。

  • 自分が現時点で月にいくら使っているか把握できること。
  • クレジットではなく現金で払うこと。

それぞれを説明すると、

 

自分が現時点で月にいくら使っているか把握できること。

これを簡単に知る良い方法があります。

それは、最初にその月に使っていい金額を一度におろして、お財布にいれておくことです。

足りなくなったら都度ATMでおろすのではなく、一度におろすこと がポイントです。

オススメは 34,000円 で、これは一日1,000円×30日+4000円(予備)の計算です。

こうしておけば、今月のペースは使い過ぎか、うまく節約できているかが、お財布をのぞいただけで、わかるのです。

結果的に34,000円以上使うことになっても、使わなくてもどちらでもいいのですが、現時点でどれだけ使っているのかがすぐに把握できることが大事 なのです。

 

クレジットではなく現金で払うこと。

変動費はカードではなく、現金 で支払います。

カードだと支払いの実感がなくなってしまいついつい使い過ぎてしまいます。

現金で払うと、身銭を切る痛み がわかるので、変動費は現金で払いましょう。

変動費の節約のコツは以上になります。

 

まとめ

さて、以上で「節約術」のお話は終わるのですが、いかがでしたでしょうか。

毎月出て行くお金を固定費、変動固定費、変動費と分けて説明してきました。

節約術は コツコツ続けて習慣にしていく ことで、将来的には結構な額 になると思います。

また、それは 偉大な収入 でもあります。

 

イギリスには、

「愚か者はすぐにお金を使ってしまう」

という諺があります。

節約術をしっかり身につけて、愚か者にならないように賢くスマートに生きましょう!

 

最後に、節約術のおすすめの本を紹介します。

節約術の本は沢山ありますが、こちらがオススメになります。

 

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』(橘 玲 2002年)

※現在は改訂新版が出ています。

とてもわかりやすく面白く、中身も深いので、最初に読むのに一番良いと思います。 

むしろ、これだけでもいいと思います。

ぜひ、参考にしてください。

 

では、次回は生きのびるためのお金の話の総括に入ります。

 

倹約は偉大な収入なり「節約術」の話。(変動固定費編)

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前回は三大固定費(「家賃」「保険」「車」)についてお話しました。

ikinobiru-okane.hatenablog.jp

今回は、固定費なんだけど、毎月、金額が変動する 変動固定費 についてお話します。

 

変動固定費とは、具体的にいうと、電気・ガス・水道などの光熱費から、携帯やインターネットなどの通信費、また食費や生活雑貨なども含めた生活費のことです。

これらは、もちろん固定費なので、最初の契約プランが一番大事なことは変わりないのですが、何よりも 支払いにクレジットカードを使用し、ポイントを貯める のがポイントとなります(笑)

そして、生活費用のクレジットカードを一枚 つくり、すべてまとめるのがコツです。

ポイントは Tポイント 楽天ポイント など、また生活の中で使えるものがいいと思うので、Yahoo! JAPANカード 楽天カード などがオススメです。

これらのカードは、入会してカードをつくるだけで、5000〜8000ポイントがもらえるキャンペーンもやっていたりするので、作らない手はないと思います。

では、具体的な節約方法を紹介します。

 

電気とガスは同会社にするのがお得。

電力の自由化、ガスの自由化という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

これは、いままで、電気やガスは、関東なら東京電力東京ガス、関西なら関西電力大阪ガスとお住まいの地域で決められていました。

しかし、電力は2016年から、ガスは2017年から自由化され、電気とガスをどこの会社にするかを選ぶことが出来る ようになりました。

だいたい各社も、電気とガスを両方選択してくれると、セットで安くするよというセット割をしているので、電気とガスを同会社にまとめるのが節約 になります。

 

携帯はガラケー+格安スマホの2台持ちがお得。

自分がそうでしたが、スマホ1台をガラケー+格安スマホの2台持ちに変え、月5千円ぐ

らい節約 になりました。

これは、年でいうと、6万円の節約になるのでかなり大きいです!

2台持ちの具体的な手順がなかなかわからない人が多いのでまとめておきます。

  1. 空のガラケーヤフオクamazonで手に入れる。
  2. 携帯ショップに行って、持ち込んだガラケーに機種変したいという。
  3. 格安スマホ会社でデータ通信専用プランを契約する。
  4. データ通信専用の格安SIMが送られてくるので、死んだスマホに差し込む。
  5. スマホがデータ専用の格安スマホとして生き返る。

以上が、2台持ちの手順となります。

ガラケーを手に入れたり、格安SIMを装着したりとか、「うわぁ〜めんどくさそう」と確かにその気持ちがわかりますが、年間6万円 浮いて、それで旅行に行っている姿を想像してトライしてみてください(笑)

 

インターネットはケーブルテレビが意外にお得。

インターネットをどこの会社にするか、色々と悩むところなのですが、ひとつには携帯会社と同じ所にして、セット割 を使ってお得という手があります。

しかし、大体はスマホを使っている人が対象だったりするので、ガラケー2台持ちでは使えなかったりします。

後は、入会時にキャッシュバック を出来るだけもらえるように、キャッシュバック情報を価格.comで調べたりとかありますが、なんだか長期的に見たら、毎月の支払い額は高かったりするので決め手に欠けたりします。

で、意外にケーブルテレビのインターネットがいいよ というのが自分のオススメです。

ケーブルテレビの方は加入しなくても、ネットだけのプランもあります。

また、物件によっては大家さんがケーブルテレビ会社と契約し、一部費用を負担していてくれている物件(J:COMならIn My Room)もあります。

該当していれば、特別料金で利用できてとてもお得なので、自分のところが該当するか調べてみるといいでしょう。(J:COMのサイトから調べられます)

 

食費もカードで買う。

これは、外食のことではなく、スーパーなどの食材のことです。

食材をカードで買うのに抵抗がある人もいるかと思いますが、食費は必要経費なので、固定費として捉えて、カードで買ってしまいましょう。

合わせて、洗剤やトイレットペーパーなどの消耗品も、必要経費として捉えカードで買ってしまいます。

ちなみに、トイレットペーパーはダブルよりシングルの方が節約になるらしですよ(笑)

 

以上が、変動固定費の節約術になります。

自分は、携帯の支払いがTポイントで支払えるので、毎月のカードで貯まったTポイントは携帯代の支払いで使っています。

生活費で貯めたポイントを生活費に使う循環型の節約 はじめてみませんか?(笑)

 

次回は変動費についてお話します。

 

倹約は偉大な収入なり「節約術」の話。(固定費編)

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前回は、節約する上での大原則として、自分の使おうとしているお金が、「固定費」なのか「変動費」なのかを意識するというお話をしました。

ikinobiru-okane.hatenablog.jp 

そして、節約の基本は「固定費」の削減 にあります。

固定費削減のコツは、ずばり、プランの見直し です。

つまり、最初に決めた額がずっとかかっていくので、最初の契約が肝心 です。

 

では、三大固定費である「家賃」「保険」「車」について考えていきましょう。

 

賃貸は直接管理している不動産屋さんで借りる

賃貸の場合、プランの見直しというと毎月かかる家賃 になります。

それを出来るだけ安くするということは、借りる前に、出来るだけ良い条件の物件情報を手に入れる ということになります。

今はインターネットで物件情報を探すことが多いと思いますが、結論を言うと、こちらのサイトがおすすめです。

 

不動産ジャパン

 

このサイトの特徴は、大屋さんと直接繋がっている不動産屋さん(元付け業者)の情報がわかる点です。

以前、元付け情報は、不動産業者だけが利用できる「レインズ」というシステムでしか見ることができず、一般の消費者は閲覧することができませんでした。

それが 実質一般公開 されたといえるのが「 不動産ジャパン 」です。(ホームズやスーモだと、どこが管理しているかわからないんですよね)

直接管理している不動産屋さんと最初から契約するメリット はいくつかあります。

自分の実体験から言えるのは、 

  • 契約がスピーディー。
  • 余計なオプションをつけられない。
  • 入居日の融通がつきやすい。
  • 家賃の値下げ交渉がしやすい。(更新時も)
  • 仲介手数料の消費税をオマケしてもらえた。

など、大屋さんと直接繋がっているからこそできるメリット がたくさんあります。

時間がかからないというのも、大事なコスト削減 です。

また、大手の仲介業者を挟んで契約すると、不要なオプション(除菌クリーニング、防災グッズ、暮らし安全サポートなど)を付けられて、無駄な出費をしてしまう場合があります。

はっきりいうと、それらはほとんど不要です

暮らし安全サポートのたぐいは、今は電力会社やガス会社がやってくれます。

なので、直接管理している不動産屋さんと契約するのが一番 です。

だいたいそういう不動産屋さんは、地元から昔からあるような不動産屋さん が多いです。

 

賃貸は、最初の家賃額と初期費用をいかにおさえるか がポイントです。

いい情報を仕入れて、賢く節約できるといいですね!

 

健康保険があれば、民間の医療保険はいらないのか?

多くの人が保険に入る理由として、「 病気になった時の手術代や入院費をどうしよう 」だと思いますが、国民が強制的に入ることになっている国民健康保険には、高額療養費制度 といって、同一月にかかる医療費の 自己負担額の上限が決まっています。

上限は、その人の収入にもよるのですが、ほとんどの人が 8万円ぐらい が上限です。

なので、医療費に100万円かかっても、およそ8万円で済むという、とっても有り難い制度なのです。

これには、入院のベッド代も含まれていますが、個室や少人数部屋などを希望する場合は、別途、差額ベッド代 が必要で、これは 健康保険適用外 になりますので、これをカバーするのが、民間の医療保険なります。

ただ、ガンでも平均入院日数は20日間なので、そのために、毎月高い医療保険を払うぐらいなら、その分、現金として貯金しておいた方がいいというのが自分の考えです。

どうしても入っておきたいならば、都民共済 全労済 などの掛け金が安い共済型の保険がオススメです。

 

民間の保険には貯蓄型保険という、年金のように積立てて後から支払われるタイプの保険がありますが、あれは一見、掛け捨てでないように見えますが、毎月の保険料にきっちりと、積立金も含まれています。

保険は保険、積立は積立とわけて選択することが大事 だと思います。

 

以上が、保険についての節約のお話になります。

 

カーシェアリングを賢く使おう

最後は車の節約術についてです。

車は、ガソリン、駐車場、自動車保険、車検など、買ってからも維持費が大変かかります。

住んでいる場所によっては、必要経費として割り切らないといけない場合もありますが、都会であるならば、バスや電車などの公共交通機関が発展しているので、正直必要なかったりします。

 

震災以降、カーシェアリングというのが都会を中心に流行ってきました。

保険料もガソリン代も税金もかからない ので、近くにカーシェアリングのステーションがある人はぜひ、検討してみるといいと思います。

これからは、車を買うものではなくなるかもしれませんね。

 

以上が、「固定費」の節約術の話になります。

次回は、「変動固定費」のお話をします。

 

倹約は偉大な収入なり「節約術」の話。(はじめに)

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以前、お金にできることは3つあるという話をしました。

ikinobiru-okane.hatenablog.jp

それは、

  1. 「稼ぐ」
  2. 「貯める(ふやす)」
  3. 「使う」

の3つです。

今回は、その3つ目のお金を「使う」こと、「 節約術 」についてお話していこうと思います。

 

さて、「節約術」には最初に 大原則 があります。

それは、自分の使うお金が、

固定費なのか変動費なのか

を意識することです。

 

それぞれ簡単に説明すると、

 

固定費とは?

毎月決まった額として出て行くお金 を固定費といいます。

代表的なのは、家賃や保険料などです。

 

また、光熱費や携帯代など、利用頻度に応じて変化するものもあります。

これらの毎月かかるけど、費用が変動するものを変動固定費 と呼びます。

 

変動費とは?

簡単にいうと、「 おこずかいから出しなさい 」と言われるようなものです。

服とか外食、喫茶店での珈琲代とか、本とか、我慢すれば我慢できるものは、変動費として扱います。

 

節約する上で、まずは、出て行くお金が固定費なのか変動費なのかを意識する ことが大切です。

結論から言うと、

 

変動費で節約するよりも固定費でどれだけ節約できたかが鍵

 

になります。

また、変動固定費という名前を初めて聞いた方もいるかと思いますが、固定費を「固定費」と「変動固定費」の2つに分けて考える と、節約する上で柔軟性が出て管理しやすいので、分けてお話をしようと思います。

 

上手に節約できると、その分だけ自分の手元にお金が残ります。

つまり 節約は収入を得るのと同じ効果 があるのです!

 

では、次回は「固定費」についてお話します。