生きのびるためのお金の話

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貧乏にならないためのお金の話です。

中古ワンルームマンション投資で成功するポイントとは?

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今回は、資産運用の最後の「 不動産 」についてお話しようと思います。

その前に、以前、資産は「現金」「株」「不動産」に分ける財産三分法 を紹介しました。

ikinobiru-okane.hatenablog.jp

このことについて、少し突っ込んで考えてみたいと思います。

 

この財産三分法には 2つのメッセージがある と思います。

 

  1. 資産は分散して持ちなさい。
  2. 資産は「換金性」「収益性」「安全性」を意識しなさい。

 

ここから「現金」「株」「不動産」ということになったのだと思います。

 

つまり、不動産で資産運用をする時は「安全(安定)性」という点を意識しながら行うことがまず大事だと考えます。

 

では、安全(安定)な不動産(物件)の条件とは何かというと、

 

  • 資産価値が目減りしにくい物件
  • 安定した収入が望める物件

 

になると思います。

そこに、人口減少や未婚・晩婚化 などの今後の社会情勢を重ねて考えると、必然的に、人が多く住む都会で、かつ空室リスクの少ない、中古ワンルームマンション という答えが出てきます。

一人暮らししたい・させたい という通過儀礼的な需要 というのは、今後もなくならないだろうし、防犯上、アパートよりもマンションという選択肢は特に女性からあると思います。

おそらくメインとなる借り手は、社会人の独身女性になると思うので、その人たちの気持ちになって、投資先の中古ワンルームマンションを探すのが大事です。(例えば、独立洗面台は必須とか!)

また、購入時に考えたいポイントがあります。

 

  • ローンではなく自己資金で買う。
  • 出口(売る時)のことを考える。
  • 土地勘のある場所で探す。

 

ローンではなく自己資金で買う

資産運用の点からいうと、寝かしておく現金がもったいないから、不動産に形を変えて運用するというのが本来の筋になります。

なので、借金をして不動産を買うというのは、借金して株をやるのと同じ発想 になるので、資産運用とはいい難いでしょう。

ただし、事業として不動産経営をするのであれば、ローンを組んで購入するのは、全然アリだと思います。

資産運用としての不動産投資と、事業としての不動産経営の違いは、ここにあるというのが自分の考えです。

借金をしてやるな 」は資産運用としては、大原則だと思います。

 

出口(売る時)のことを考える

資産として考えた場合は、後で売ること も当然考えなくてはいけません。

ただ、不動産物件の場合は、どうしても年々劣化するので、購入金額以上で売れるのはマレ です。

なので、高く売れることよりも、資産価値が下がりにくい物件を買うこと が大事です。

駅徒歩10分以内の物件は、それだけで資産価値があるので下がりにくいです。

 

土地勘のある場所で探す

これもかなり大事です。

駅徒歩10分以内でも、駅の南側か北側かで雰囲気の違う駅もありますし、長くその駅に住んでいると、この物件は人が入る・入らないということが直観的に わかったりします。

なので、自分がいままで住んでいたり、土地勘のある場所ではじめる のが良いと思います。

 

以上が、不動産についての話でしたが、不動産投資というのは投資額が大きいので、慎重に準備する必要があります。

また、今回は触れませんでしたが、不動産は税金との闘い になるので、税金についてもしっかり勉強しておく必要があります。

「中古ワンルームマンション 失敗」なんかでググると、失敗例が一杯出てきますので、よく見ておいた方がいいと思います。

 

最後にオススメの本を紹介します。

中古ワンルームマンション投資についてはたくさんの本が出てますが、まず最初に読む本として、この本がいいと思います。

 

普通の人は「のんびり投資」で稼ぎましょう。』(両角 吉士 2009年)

普通の人は「のんびり投資」で稼ぎましょう。

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