生きのびるためのお金の話

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貧乏にならないためのお金の話です。

「iDeCo」と「つみたてNISA」で賢く投資信託はじめてみよう!

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前回は、おすすめの投資信託として、『 ひふみ投信 』『 結い2101 』を紹介しました。

ikinobiru-okane.hatenablog.jp

今回は、いよいよ積立をする時の話をします。

 

これから投資信託の積立をする人には、ぜひ活用してもらいたい、とってもお得な制度があるので紹介します。

それがタイトルにもある「 iDeCo 」と「 つみたてNISA 」です。

 

これはどちらも 国が国民の資産運用を促すために作った制度 で、この制度を使って運用した場合は、得られた利益(運用益)に税金がかかりません。

普通、株や投資信託で得られた利益には20%の税金がかかるので、国もかなりの 大盤振る舞いな制度 です。

なので、この制度を使わない手はないです!

それぞれ紹介すると、

 

iDeCoとは?

個人型確定拠出年金というなんだか長ったらしい名前がついてますが、簡単にいうと「 じぶん年金 」です。

強制加入のいわゆる「年金」に加え、任意で加入できる年金ですが、毎月の掛け金がすべて所得控除になる のに加え、運用して得た利益にも税金がかかりません。

ただし、60歳になるまでは引き出せない縛りがあります。

 また「iDeCo」は、年金を「定期預金」「保険」「投資信託」の形で積立できますが、こんなにおいしい制度は 投資信託」で積立しない理由はない と思います。

毎月の掛け金にも上限があり、会社員ならばだいたい2万円ぐらいになるので、リスクを恐れずに、ぜひ「投資信託」にチャレンジしてもらいたいと思います。

欠点をあげるとすれば、最初に提出する 申請書の一部を会社にも書いてもらう必要 があり、会社に少し手間をかけるのですが、まぁ、そこも強気でいきましょう(笑) 

 

つみたてNISAとは?

こちらも「iDeCo」と同様に、積立した投資信託得られた利益に税金がかかりません という制度で、2018年の1月からスタートした制度です。

違いは、掛け金は所得控除にはならない のと、積立期間は最長20年で、途中で引き出すことも可能です。(ただし、つみたてNISA口座は、ひとり一口座までしかもてません

また、選べる投資信託は国からお墨付きをもらっているもの に限られます。

特にはじめるあたって、会社に何かしてもらう必要もないので、「iDeCo」よりも気軽にはじめられます。

国が貯金から投資に本気で促したいのか、かなり親切な制度であると言えますので、これから投信信託の積立をする人は、これも利用しない手はないでしょう。

 

以上、どちらもかなりオススメで、どっちが良いかというより、できるのなら、どっちもやった方がいい です!

 

前回、紹介した『ひふみ投信』『結い2101』も「iDeCo」や「つみたてNISA」で運用することができますが、

『結い2101』は いくつか注意点 があります。

 

  • iDeCo」には対応しておらず「つみたてNISA」のみ。
  • 『結い2101』は他の証券会社では扱っておらず、鎌倉投信の直販のみ。
  •  鎌倉投信は『結い2101』しか投資信託を扱っていない。

 

以上から、出る結論は、

 

「つみたてNISA」の口座は鎌倉投信で開設し、運用できる投資信託は『結い2101』一本になる。

 

最初に少しお話しましたが、つみたてNISA口座は、ひとり一口座までしかもてません。

これによって、「つみたてNIASA」は、口座を開設した証券会社が扱っている投資信託から選ぶ ことになります。

大きな証券会社で口座を開設すれば、たくさんの投資信託を扱っているので、複数の投資信託を組み合わせて「つみたてNISA」を運用できます。

しかし、鎌倉投信は扱っている投資信託が『結い2101』のみ なので、必然的に「つみたてNISA」で運用できる投資信託『結い2101』一本 になります。

 

それでもよい!という潔い良い人は、いざ鎌倉へ!(笑)

 

ちなみに、ひふみ投信』は「iDeCo」と「つみたてNISA」の両方での運用が可能 です。

 

以上が、投信信託の積立方法のお話でした。

iDeCo」「つみたてNISA」をうまく使いながら、日本の未来も支えつつ、自分の老後も支えていただきたい と思います。

 

では、次回はいよいよ資産運用の最後、「不動産」についてのお話をします。